「まずやろう!全員でやろう!理屈は言わない!例外を作らない!」
「出来ない理由を言わない!率先垂範!忙しくてもやめない!仕事を止める勇気を持つ!」
を活動方針とし、今後とも徹底した3S活動を継続させていきます。
導入の経緯
1997年に撮った、工場(鈑金)の様子です。その時は、機械と材料、仕掛品の隙間で作業していた状態でした。工具を探すのも、まず、知っている人を探して場所を聞き出してから探す。もちろん時間は、どんどん過ぎて行きます。企業の平均寿命は、30年と言われています。山田製作所も30歳を迎え、今後更に飛躍する為には、何か、改革をしなければと思い立ち、更に全社員の意識ベクトルを同じ向きにそろえる為、「徹底した3S」を取り入れました。
3S活動とは「整理・整頓・清掃」のことをいいます。
この3S活動を導入することにより、様々な問題を発見する感性を高めると共に、問題を解決する能力を高めていきます。これらを追及していきますと、『守ることを決めて、決めたことを守る』社風が生まれます。さらにこの「守ることを決めて、決めたことを守る」を深く考えていきますと、効率的(全体最適)な生産と効率的(全体最適)な管理に広がります。
整理
『いつでも誰でも、必要なものを60秒以内に取り出せます』
●定位置 「いつも同じ位置、押しても引いても動かない」
●定量 「決めた最大数~決めた最小数」
●定方向 「いつも同じ向き」
●表示 「その物に表示する」
●標識 「その場所に標識をつける」
整頓
『全てのものを4種に区別し管理しています』
●要るもの(生品) 「直ち(4時間以内)に必要な物」
●急がないもの(休品)「5日以内に必要な物」
●当分要らないもの(長休品)「6ヶ月以内に必要と思われる物」
●要らないもの(死品)「6ヶ月以上使用しなかった物」
清掃
『山田製作所に年末の大掃除はありません』
●ゴミなし 「手で掴める」
●チリなし 「指で摘める」
●ホコリなし 「フッと吹けば飛ぶ」
●汚れなし 「拭けばとれる」
ピカピカ